タイのGPX、日本へは2019年上陸のニューブランドですが、2007年創業ながら早くもタイ国内で3位のブランドに急成長しています。
私の地元のバイクショップにもこのかっこいいクラシカルバイクが展示されています。
GPXレジェンド150S、渋くて日本人にも大いに頷けるデザインですね。ただこの空冷単気筒バイクはキャブ車でバルブライト、フロントフォークは正立でしたが、価格が税込26万円という格安ぶりでした。ところが早くもモデルチェンジし、レジェンド150Fiと名称変更されたように、燃料供給がFiとなり、ライトはLED、フロントフォークは何と倒立にグレードアップ。価格は税込36万円へと引き上げられました。私はこのデザインとこの新装備ならまだ安く感じます。
日本のメーカーがけっして目を向けないカテゴリーにタイの新興企業が敢然と挑んでいる気迫があります。
新しいのに早くも風格さえ醸し出すロゴの演出が心憎い!
GPXのホームページではGPXFiについて「FiはアメリカのDelphiブランド」と訳されますが、たぶんDelphi規格に基づく高い技術という意味かと思います。
クラシカルなロングシート
ニーグリップしやすいタンクは容量12Lで、ロングツーリングもこなせます。
バックミラーは完全な円形が個性的で視認性も高いです。
メーターもシンプルながらLCDフルデジタル、必要な情報が的確に得られます。
倒立サスにシングルディスクブレーキ(リアはドラム)、ミッションは6速、ボアスト比0.76のショートストロークエンジン、150ccの小粒でも、14ps/8000、13.5N.m/6500と元気いっぱい、侮れない俊敏な走りを目指していますね。
カラーはもう2色
国産メーカーのネオレトロは入手難、タイのGPXにどうしても分がありますが、このタイ製バイクもやはり納期は未定とのことです。変異ウィルスのオミクロン株も第6波の兆し。
来年こそは新しいバイクで思いっきり楽しみたいものですね!